「筋トレアプリ おすすめ」で検索しても、似たようなアプリが大量に出てきて結局どれがいいのかわからない。Apple Watch対応と書いてあったのに、実際は非対応だった——そんな経験はないだろうか。
筋トレアプリは数百種類以上存在し、機能も料金体系もバラバラ。特にApple Watch対応やヘルスケア連携の情報は、公式サイトでも曖昧なことが多く、ダウンロードして初めて「使えない」と気づくケースが後を絶たない。
本記事では、人気アプリのApple Watch対応状況・ヘルスケア連携・料金体系を徹底調査し、正確な情報をまとめた。記録管理に特化したアプリから、動画ガイド付きの初心者向けアプリ、食事管理アプリまで、目的別に比較して紹介する。
この記事を読めば、自分のトレーニングスタイルに合ったアプリが明確になり、アプリ選びで失敗する時間を節約できる。結論から言えば、目的によって最適なアプリは全く異なる。記録重視なら筋トレMemo、Apple Watch活用ならWorkouts++——あなたに合った一本を見つけよう。
筋トレアプリの選び方|目的別の比較ポイント
筋トレアプリは数多く存在するが、選び方を間違えると使いこなせずに終わってしまう。自分の目的に合ったアプリを選ぶために、以下のポイントを押さえておこう。
記録管理を重視するなら
本格的に筋トレに取り組むなら、重量・回数・セット数の記録が最優先事項となる。
📝 チェックポイント:
- 入力のしやすさ(トレーニング中に素早く記録できるか)
- 履歴の見やすさ(過去のデータを簡単に参照できるか)
- グラフ機能(成長を可視化できるか)
トレーニング中にスマホを操作する時間は最小限に抑えたい。入力のしやすさを最優先に選ぶのがポイントだ。
Apple Watch・ヘルスケア連携を重視するなら
Apple Watchユーザーなら、手首での操作や心拍数の自動計測ができるアプリが便利だ。
📝 チェックポイント:
- Apple Watch単体で操作できるか
- iPhoneヘルスケアへのデータ書き出しに対応しているか
- アクティビティリングに反映されるか
ただし、すべての筋トレアプリがApple Watchに対応しているわけではない。人気アプリでも非対応のものがあるため、事前に確認が必要だ。
無料で始めたいなら
まずは無料で試してみたいという人も多いだろう。
📝 チェックポイント:
- 無料版でどこまでの機能が使えるか
- 広告表示の頻度
- 課金形態(買い切りかサブスクリプションか)
買い切り型のアプリは一度支払えば永続的に使えるため、長期的にはコストパフォーマンスが高い。一方、サブスクリプション型は最新機能が常にアップデートされるメリットがある。
筋トレ記録・管理に特化したアプリ
筋トレの効果を最大化するには、セット数・重量・回数の正確な記録が不可欠だ。ここでは、記録管理に特化した定番アプリを紹介する。
筋トレMemo
筋トレMemoは、日本のApp Storeで長年支持されている記録特化型アプリだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 無料(広告あり)/ ¥500買い切り(広告非表示) |
| Apple Watch | 非対応 |
| ヘルスケア連携 | 非対応 |
| 対応OS | iPhone / iPad |
💡 主な機能:
- 重量・回数の素早い入力
- 部位ごとのメニュー作成
- 履歴のグラフ表示
- RM(最大挙上重量)自動計算
このアプリの強みは、「紙のノート」の即時性をデジタルで再現している点にある。トレーニング中にスマホを操作する時間を最小限に抑える設計で、ボディビルダーやフィジーク選手からの支持が厚い。
⚠️ 注意点: 筋トレMemoはApple Watch非対応で、iPhoneヘルスケアへのデータ書き出しもできない。Apple Watchのアクティビティリングを埋めたい場合は、別途Apple純正のワークアウトアプリを併用する必要がある。
LIBRARY
LIBRARYは、筋トレ記録とSNS機能を組み合わせた独自のアプリだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 無料 |
| 特徴 | コミュニティ機能付き |
💡 主な機能:
- 基本的なトレーニング記録
- 他ユーザーとのつながり・励まし合い
- トレーニング記録のシェア
- 経験者のトレーニング方法を参考にできる
一人だとモチベーションが続かないという人に向いている。利用者数は10万人を超え、同じ目標を持つトレーニー同士で応援し合える環境が整っている。
総合フィットネスアプリ|動画ガイド付きで初心者向け
筋トレ初心者や、正しいフォームを学びながらトレーニングしたい人には、動画ガイド付きの総合フィットネスアプリがおすすめだ。
Nike Training Club
Nike Training Clubは、プロのアスリートや専門家が監修した高品質なワークアウトを無料で利用できる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 完全無料 |
| Apple Watch | 対応 |
| ヘルスケア連携 | 対応 |
💡 主な機能:
- 200以上のワークアウトを収録
- 動画ガイダンス付きで正しいフォームを習得
- 音声コーチ機能でモチベーション維持
- 心拍数・消費カロリーのリアルタイム計測(Apple Watch連携時)
ヨガからHIITまで多様なエクササイズが用意されており、自宅トレーニングにも最適だ。完全無料でこれだけの機能が使えるアプリは他にない。
adidas Running(旧Runtastic)
adidas Runningは、有酸素運動の記録に強みを持つフィットネスアプリだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 無料(有料版あり) |
| Apple Watch | 対応 |
| 特徴 | GPS追跡、音声コーチング |
筋トレと有酸素運動を組み合わせてボディメイクしたい人に向いている。正確なGPS追跡機能と日本語での音声コーチングが特徴で、ランニング中に距離やペースをリアルタイムで通知してくれる。
FiNC
FiNCは、AI技術を活用したパーソナライズ機能が特徴のアプリだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 無料(有料版あり) |
| 特徴 | AI搭載、食事管理機能 |
ユーザーの体型・目標・生活習慣を分析し、最適なトレーニングメニューと食事プランを提案する。ダイエット目的でフィットネスを始めたい人、特に女性ユーザーに人気が高い。
Apple Watch対応の筋トレアプリ
Apple Watchユーザーにとって、手首で操作できる筋トレアプリは非常に便利だ。ここでは、Apple Watchとの連携に優れたアプリを紹介する。
Workouts++
Workouts++は、Apple Watchの表示を完全にカスタマイズできる高機能アプリだ。開発元はWidgetsmithやPedometer++で知られるCross Forward Consulting。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 無料 |
| Apple Watch | 必須(メイン機能) |
| ヘルスケア連携 | 完全対応 |
💡 主な機能:
- Apple Watch画面のレイアウトを自由にカスタマイズ
- 心拍数グラフ、経過時間、休憩タイマーなどを任意の位置に配置
- 振動(ハプティック)フィードバックで画面を見ずに情報を把握
- ポッドキャスト再生機能内蔵
このアプリの最大の特徴は、HealthKitをデータベースとして直接利用する設計だ。記録したすべてのワークアウトは即座にiPhoneの「ヘルスケア」アプリに反映され、アクティビティリングも進行する。
Gymatic Workout Tracker
Gymaticは、AIによる自動レップカウントが特徴の次世代型アプリだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 月額約¥750($4.99)/ 年額約¥4,500 |
| Apple Watch | 必須(センサー利用) |
| ヘルスケア連携 | 対応(概要データ) |
💡 主な機能:
- Apple Watchのセンサーで動作を自動識別
- レップ数の自動カウント
- 挙上速度(Velocity)の計測
- フォームの一貫性を数値化
トレーニングを開始すると、アプリはセンサーデータを常時監視し、「アームカール」「スクワット」などの種目を自動で識別してカウントする。入力の手間を一切なくしたい人に向いている。
⚠️ 注意点: AIの認識精度は100%ではないため、時折データの手動修正が必要になることがある。また、Gymaticが計測した詳細データ(レップ速度など)はヘルスケアアプリには転送されず、アプリ内でのみ閲覧可能。
Apple純正ワークアウトアプリ
Apple Watchに標準搭載されているワークアウトアプリも、筋トレ記録に対応している。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 無料(標準搭載) |
| ヘルスケア連携 | 完全対応 |
追加インストール不要で、「筋力トレーニング」ワークアウトタイプを選択するだけで記録を開始できる。シンプルに使いたい人や、他のアプリと併用して心拍数・消費カロリーだけを記録したい人に最適だ。
iPhoneヘルスケア連携に対応した筋トレアプリ
iPhoneの「ヘルスケア」アプリにデータを集約したい人にとって、アプリのヘルスケア連携対応状況は重要なポイントだ。
📊 ヘルスケア連携のメリット:
- 複数アプリのデータを一元管理
- Apple Watchのアクティビティリングに反映
- 食事管理アプリとの消費カロリー連携
ヘルスケア連携対応状況一覧
| アプリ名 | ヘルスケア連携 | 連携データ |
|---|---|---|
| Nike Training Club | ○ | ワークアウト、消費カロリー、心拍数 |
| Workouts++ | ◎(完全) | 全データ(HealthKitをデータベースとして使用) |
| Gymatic | ○ | 概要データ(詳細は独自保存) |
| 筋トレMemo | × | 非対応 |
| LIBRARY | △ | 一部対応 |
筋トレMemoはヘルスケア連携に非対応のため、筋トレMemoでどれだけトレーニングしても、Apple Watchのアクティビティリングには反映されない。ヘルスケア連携を重視する場合は、Apple純正ワークアウトアプリとの併用を検討しよう。
食事・栄養管理も一緒にできるアプリ
筋トレの効果を最大化するには、食事管理も欠かせない。ここでは、カロリー計算やPFC(タンパク質・脂質・炭水化物)管理ができるアプリを紹介する。
MyFitnessPal
MyFitnessPalは、世界で最も利用されている食事管理アプリの一つだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 無料(有料版あり) |
| 特徴 | 300万件以上の食品データベース |
💡 主な機能:
- バーコードスキャンで食品を即登録
- PFCバランスの自動計算
- 50種類以上のフィットネスアプリ・デバイスと連携
- 目標に応じたカロリー設定
海外製アプリだが、日本の食品データも多数登録されている。増量期・減量期のカロリー管理を徹底したいトレーニーに最適だ。
あすけん
あすけんは、日本人向けに特化した食事管理アプリだ。累計会員数は1,200万人を超え、国内のヘルスケアアプリで4年連続No.1を獲得している。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 無料(有料版あり) |
| 特徴 | 管理栄養士監修のアドバイス |
💡 主な機能:
- 15万件以上の日本の食品データベース
- 食事写真のAI解析
- 14種類の栄養素をグラフ表示
- 毎日のアドバイス機能
和食中心の食生活を送る人には、MyFitnessPalよりもあすけんの方が使いやすい。日本の市販食品や外食メニューのデータが豊富に登録されている。
筋トレと食事管理を両立させたい人は、「筋トレ・ダイエットに効果的な宅配弁当比較|PFCバランス重視の選び方」も参考にしてほしい。
ジムでのトレーニングに適したアプリ
ジムでのトレーニングでは、素早い入力と過去の履歴参照が重要になる。
📝 ジム向けアプリの条件:
- セット間の短い時間で入力できる
- 前回の重量・回数をすぐに確認できる
- インターバルタイマーが使える
これらの条件を満たすアプリとしては、筋トレMemoが最も優れている。詳細な過去データを参照しながら当日の重量を決定できるため、漸進性過負荷(プログレッシブオーバーロード)の原則に従ったトレーニングが可能だ。
Nike Training Clubは、ジムで行うワークアウトメニューも豊富に用意されている。フリーウェイトだけでなく、マシンを使ったトレーニングの参考にもなる。
ジム選びで迷っている人は、「ジムの選び方完全ガイド|初心者・男性向け基準とおすすめの種類」を参考にしてほしい。
自宅トレーニング向けアプリ
自宅でのトレーニングでは、動画ガイドと器具不要のメニューが重要になる。
📝 自宅トレ向けアプリの条件:
- 正しいフォームを動画で確認できる
- 自重トレーニングのメニューが充実している
- 音声ガイダンスで一人でも続けやすい
Nike Training Clubは、自宅トレーニングに最適なアプリだ。器具なしで行えるワークアウトが多数収録されており、動画を見ながら正しいフォームを習得できる。
FiNCも自宅トレーニング向けのコンテンツが充実している。AIによるパーソナライズ機能で、自分のレベルに合ったメニューを提案してくれる。
これから自宅トレーニングを始める人は、「筋トレに必要なもの完全ガイド|初心者が最低限揃えるべき器具3つから始める段階的プラン」も参考にしてほしい。
筋肉の知識を深める解剖学アプリ
効果的な筋トレには、筋肉の構造を理解することも重要だ。どの種目でどの筋肉が使われるかを知ることで、フォームの改善やターゲット部位への意識が高まる。
Human Anatomy Atlas
Human Anatomy Atlasは、3D人体モデルで筋肉の構造を学べる解剖学アプリだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | ¥3,000(買い切り) |
| 特徴 | AR機能、3Dモデル |
💡 主な機能:
- 完全な3Dモデルで男女両方の人体を観察
- AR機能でバーチャル人体モデルを実空間に投影
- 音声で定義・情報を聴ける「Listen」機能
- 3D解剖クイズで学習進捗を確認
筋トレ中に「どの筋肉を使っているか」を視覚的に理解することで、マインドマッスルコネクション(筋肉への意識)を高められる。
Muscle & Motion
Muscle & Motionは、エクササイズ中の筋肉の動きを3D映像で解説するアプリだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | サブスクリプション |
| 特徴 | 4,000本以上のビデオコンテンツ |
💡 主な機能:
- 3D映像で筋肉・骨格の動きを詳細に観察
- エクササイズの正しいフォーム・テクニック解説
- 毎月コンテンツ更新
正しいフォームを習得したい人や、パーソナルトレーナーを目指す人に特におすすめだ。
筋トレアプリに関するよくある質問
- Apple Watchで筋トレを記録するのにおすすめのアプリは?
-
Workouts++またはGymaticがおすすめ。筋トレMemoはApple Watch非対応のため、Apple Watch単体での記録はできない。Apple純正ワークアウトアプリとの併用も有効。
- 無料で使える筋トレアプリはどれ?
-
Nike Training Club(完全無料)、筋トレMemo(広告付き無料)、LIBRARY(無料)、Workouts++(無料)など。Nike Training Clubは有料級の機能が完全無料で使える。
- 筋トレ記録をiPhoneヘルスケアに連携できるアプリは?
-
Workouts++、Gymatic、Nike Training Clubなど。筋トレMemoはヘルスケア連携に非対応のため、データ連携が必要な場合は別アプリを検討しよう。
- 初心者におすすめの筋トレアプリは?
-
動画ガイダンス付きのNike Training ClubまたはFiNCが始めやすい。正しいフォームを動画で確認しながらトレーニングできる。
- 筋トレMemoに月額料金はかかる?
-
月額課金はなく、¥500の買い切りで広告非表示になる。基本機能は無料で利用可能。長期的に使うなら買い切りのコストパフォーマンスは非常に高い。
- 筋トレアプリと食事管理アプリは別々に使った方がいい?
-
目的による。総合的に管理したいならFiNCのようなオールインワン型、記録の精度を重視するなら筋トレMemo+あすけんのような組み合わせがおすすめ。
まとめ
筋トレアプリは目的によって最適な選択が異なる。記録の正確さを重視するなら筋トレMemo、Apple Watch活用ならWorkouts++やGymatic、初心者や自宅トレならNike Training Clubがおすすめだ。
まずは無料版で複数のアプリを試し、1週間ほど使ってみて自分のトレーニングスタイルに合うかを確認しよう。完璧なアプリを最初から見つける必要はない。試行錯誤を重ねながら自分に合った組み合わせを見つけることが、継続的な筋トレと目標達成への近道となる。
筋トレが続かないと感じたら、「筋トレが続かない理由と解決法|モチベーション維持の科学的方法」も参考にしてほしい。
【参考】


