スノーボード初心者だけど、一人で滑りに行っても大丈夫だろうか?という人向け。
もちろん一人でゲレンデに行っても全然OKですし、一人スノボを楽しんでいる人もたくさんいます。
僕も、10歳くらいからスノーボードやってますが、よく一人で練習してました。
慣れている人であれば気軽に行けるかもしれませんが、初心者だと色々不安になることもあるかもしれませんので、その不安を払拭するための記事となっております。
一人でスノーボードに行くのはあり
一人スノボのモチベーションがあがる内容。
こっそり練習して上達出来る
初心者の一人スノボの目的の一つとして「練習したい」があると思います。
周りの美味いボーダー仲間に気兼ねなく、自分のペースで練習が出来るのがいいところ。
特に、始めたばかりのころにおいては、上達のためには滑ってなんぼです。
よほどスノーボードを本格的に取り組む人でない限り、一般的にスノボに行くのはワンシーズンで1〜5回程度だと思います。
多くても10回行かないくらい。
ウィンタースポーツって結構労力も時間もお金もかかるので、冬の間毎週行くってわけにも行かないですよね。
そのくらいの頻度でしか滑りに行かない中で、「一人で練習しに行く1回」の差はかなり大きいです。
仲間と一緒に滑るのももちろん楽しいですが、自分のペースでじっくり練習するというのは上達への近道です。
ヘタクソなのを見て笑われることもありませんし(笑)
周りの友達を差し置いて上手くなってると後々楽しいですしね。
友達と予定を合わせなくても気軽に行ける
自分のタイミングや都合で滑りに行けるのがかなりのメリットです。
スノボは短くても丸一日がかりのレジャーになるので、友達と都合を合わせるのがなかなか難しいところがあります。
そうすると月に1回くらいしか滑りに行けなかったりとかよくあると思います。
「次の休みに滑りに行こう」と思って行けてしまうのが、一人スノボのメリットです。
滑れるシーズンは限られますので、滑りたいなら一人でも滑りに行くべきです。
一人には一人の楽しみ方があるので大丈夫です。
一人で雪山にいるのも結構楽しい
「一人だとつまらないかも」「一人だと寂しくない?」と考える方が一定数いるみたいです。
僕の意見としては「滑っている間は全然寂しくない」です。
滑るときは自分と向き合って練習してたり、ある程度滑れるようになったらちょっとしたトリックを練習してみたりとかやることいくらでもあります。
あと、リフトで雪山の頂上でボケーっと景色を眺めるのも結構いいですよ。
地上の雪景色綺麗だし、空気美味いし、そこでチョコとか食うと美味いし。
それと、一人で行くと他のボーダーの滑りをじっくり見てスキルを盗めます。イケメンとかカワイイ子を目で追っても怒られませんし。
仲間と行ったら、たぶん仲間同士の姿しか見ないじゃないですか。
一人で行くからこそ見えるものもあるので意外と暇はしませんよ。
一人が寂しいとしたら、移動の時とご飯食べる時かなーと思います。
まぁそこは音楽聞いたり、スマホで滑り方を調べるなりしてれば休憩は終わります。
あと、Twitterで「スノボーなう」ってつぶやいたり、インスタのストーリーとかで「スノボうぇーい」ってやっておけばたぶん大丈夫です。
完全一人なのか、ツアー・スクールに参加するかにもよる
スノーボードと行っても、その行程はゲレンデだけではありません。
移動(行き)→ゲレンデでスノボ→移動(帰り)とありますね。
- 移動もゲレンデも完全一人
- 移動はツアーで、ゲレンデ一人
- 移動〜ゲレンデで一人だけど、一部スクールなどに参加
など、いくつかパターンは選べますね。
一人でツアー参加
住んでいる地域・どこのスキー場に行くかによるので、具体的なプランなどは紹介できないのですが、大抵一人でも参加可能です。
調べると大量に情報が出てくると思いますので「行き先のスキー場」で絞ってから情報を探すと探しやすいかもです。
もし自分の車で行くというのでなければ、リフト券や食事などがついたツアーがお得になるかもしれないので是非探してみてください。
あ、ツアーで行く場合は、時間だけはきっちり守ってくださいね。バスなどに置いて行かれたら大変です。
一人でスクール参加
スクールももちろん一人で参加可能です。
「ほんとに初心者でも大丈夫か」と心配される方もいるかもしれませんが、問題ありません。
ちゃんとインストラクター視角を持っている人が対応してくれるはずですし、クラス別にわけたりもするので、自分のスキルレベルを気にする必要はありませんよ。
小さい子供も参加してるでしょうし、子供に付き添って一緒に参加してる初心者お父さんもいるかもしれません。
皆最初は初心者です。
自主練が出来るくらいまで基礎を教えてもらってから、自分で練習という流れもいいかもしれません。
あなたが女性ならイケメンインストラクターがいたらラッキーですね。
一人スノボの必需品
基本的にスノーボードに必要なものは以下の記事にまとめてます。
それ以外で、一人で行く場合により注意した方が良さそうなものを。
スマホは確実に使えるようにするもの
もちろんスマホは持っていきますが、スマホが使えなくなるという状況は避けましょうということですね。
防水でなくスマホであれば、防水ケースを用意する。
充電器はもちろん、モバイルバッテリーなどを携行して、充電が切れないようにするなど。
雪山など極端に寒いところや電波が入りにくい環境では、通常より電池の減りが早いなど、普段とは違う挙動になる可能性もなくはないですので。
一人で何かあった時に、連絡手段が無くなるのはかなりキツイです。
薄くて、ケーブル内蔵のモバイルバッテリーだとウェアのポケットに入れておきやすいのでおすすめ。
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予備のお金
個人的にはお金は2箇所に分けてあって方が安全かなと思います。
施設のロッカーなどに預けておく荷物と自分で持ち歩くもの。
- 滑っているうちにお金(財布)を落としても、荷物にお金がある。
- 荷物が盗難・紛失になっても手持ちがある。
という状況が安全。
仲間と来ているのであれば、最悪お金を借りれますが、一人で使えるお金が無くなったと考えるとヤバイです。
盗難などはなかなか無いかもしれませんが、念には念をですね。
音楽
移動中とか休憩中とか、音楽聞けた方がいいです。一人なので。
あと、リフトやゴンドラ乗ってる時とか。
イヤホンでもヘッドホンでも、音楽を聞くための装備は持っていきましょう。
滑りながら聞くのはちょっと危険ですが、リフトで山の頂上に行って、景色を見ながら好きな音楽を聞くのはなかなか心地いいと思います。
イヤホンとかスノボウェアに入れておいてもいいかもですね。
ゲレンデで一人で滑る場合の注意点
一人ではっちゃけたいのは分かりますが、一応この辺は頭の片隅にいれて置いて欲しいなという内容です。
頑張り過ぎない
皆で滑っていると、お互いのペースに合わせたり、誰かしらに合わせて休憩したりします。
それが一人で練習していると、無意識に黙々と滑り続けてしまうことがあります。
仲間と遊んだりが無いので、滑るしかやることが無いですからね。
向上心がある人ほどそうなりがち。
気付かずに疲労が溜まってしまうんですね。
疲労が蓄積するとどうしても、体力的にもミスが増えますし、集中力が悪くなって判断力の低下にもつながります。
一歩間違えば怪我につながるのがスノーボードですので、適度に休憩して、自分の体力と相談しながら楽しみましょう。
コースから外れないこと
僕も若かりし頃にやったことがあるのですが、正規のコースでは無いところを滑ってみたくなる人もいます。
コースから外れると、人が滑っていない場所になるのでふかふかの新雪(深雪)があったりして楽しいんですよ。
で、僕は滑ったまま膝丈くらいまで雪に埋もれて1時間近く動けなくなったことがあります(笑)
脚と板はつながっていて、その板のが雪に埋まっているので、どうやっても抜けない。
手をついて体を動かそうにも、深雪なのでそもそも手がつけない(手もズボッと埋まるだけ)なんですね。
このときはマジ焦りました。
ちょっとずつ雪をかいて何とか脱出できましたけど、ポイントは、脱出までの1時間近くの間、誰も通らなかったんですね。
そもそもコースから外れているところを滑っているので、人が来ないのは当然です。
一人で、ひと目がないところで怪我したり、動けなくなったり、最悪遭難しても誰も気づきません。
ちゃんとコースの中を滑りましょう。
まとめ
スノボ好きの中には一人で1〜2週間も山にこもって滑っている人もいます。
雪山は一人でも受け入れてくれますのでご安心を。